- シャドーイングは1日何分やればいいの?
- シャドーイングはどのくらいやれば効果が出るの?
- シャドーイングを毎日続けるコツを教えて!
独学でシャドーイングを勉強していても、どれくらいやればいいかわからない時ってありますよね。学習時間がわからないまま続けると、効果が実感できず挫折することも…。
この記事では1日あたりのシャドーイングの学習時間について解説します。適切な学習時間を理解すれば、目標が定まり無理なくシャドーイング学習を継続できます。
ポイント
シャドーイングは
シャドーイングは1日15分〜30分行うのが効果的
シャドーイングは毎日15分〜30分はやりましょう。これ以上短い時間だと、英語の音に慣れる前にやめてしまい効果が半減するからです。
余力があれば30分以上続けても問題ないですが、1時間以上は続けないようにしましょう。口が疲れて回らなくなり、正しい発音ができなくなるからです。
≫シャドーイングで口が回らない原因と対策
シャドーイングで効果を出すには3ヶ月が必要
シャドーイングで効果が出るまでには最低でも3ヶ月は必要です。筋トレと同様、毎日積み重ねることで徐々に効果が出るからです。
一方でシャドーイングをやって挫折しそうな人も多いです。シャドーイングを続けるためには「これでいいの?」と思うくらい小さな行動からはじめ、ハードルを下げることがポイント。
≫シャドーイングでモチベーションが継続しない3つの理由
- スクリプトを流し読みする
- 音源を1回だけ聞いてみる
- 知らない単語を調べる
シャドーイングで挫折する原因
シャドーイングで挫折する原因は以下のとおりです。
- 難易度が高い教材を使用している
- 効果が実感できない
- 目的がわからない
難易度の高い教材を使用している
シャドーイングが続かない人は難易度の高い教材を使っていることが多いです。特に初心者の方は気合が入り、内容のかたい動画を教材として選択しがちです。
以下のポイントをおさえて長く継続しやすい教材やテキストを選ぶようにしましょう。
- 興味・関心のある分野
- 8割以上の単語を知っている
- 音源のスピードが早すぎない
音源のスピードが適切かどうか確認するために、スクリプトを見ながら音源に合わせて発音してください。音源のスピードに追いつけるようであればOK。
逆に、音源が速すぎてついていけない場合はレベルが高すぎる可能性があります。もう少し簡単な教材を選んで自分にあったレベルの教材を見つけましょう。
効果を実感できない
シャドーイングで挫折する人の特徴として、効果を実感できていない場合があります。何のためにシャドーイングをしているのかわからないため、途中で諦めてしまいます。
定期的に英語テストを受験し、今の英語力を測りましょう。スコアが上がれば自分の英語力に自信を持てるようになります。たとえ成績が悪くても、自分の弱点がわかるためやるべきことがクリアになります。
≫【1分で結果がわかる!】VERSANT完全解説!
目的がわからない
目的がわからないままシャドーイングを続けると挫折をしやすくなります。何のために学習をしているかわからなくなるからです。
シャドーイングの目的はリスニング力の向上です。目的をしっかりと理解して、モチベーションを高く勉強しましょう。
シャドーイングを継続するコツ
シャドーイングを毎日継続するコツは以下の2つです。
- シャドーイングをする時間を決める
- シャドーイングをする目的を理解する
シャドーイングをする時間を決める
シャドーイングを継続するなら、学習する時間を決めることが重要です。スケジュールを決めるときは、以下のように学習内容を具体的に決めてしまうことがポイントです。
- 何時から何時まで勉強するか?
- どの教材を使うか?
- 何をやるのか?
シャドーイング以外のことはやらない!
スケジューリングした時間内には、シャドーイング以外には何もやらないでください。一度例外を作ってしまうと、その後何度も例外ができてしまい、スケジュールが崩壊するからです。
まずは15分など短い時間からはじめて、慣れてきたら時間を増やすなど少しずつ負荷を増やしてみましょう。
シャドーイングをする目的を理解する
シャドーイングの目的がわからないまま学習すると、効果が実感できないまま挫折してしまいます。
シャドーイング学習の目的はリスニング力のUPです。例えば、「Apple」という単語を聞き取った時、以下の2つのプロセスで聞き取ろうとします。
≫英語が聞き取れるのに意味が理解できない理由
- 音を「認識する」
- 耳が「ˈæpl」という発音を聞き取り、脳に情報を送ります。英語の音の高低やリズム、発音を耳でキャッチして「ˈæpl」=「Apple」という単語だと認識するのです。
- 音の「意味を理解する」
- 「Apple」という単語がどんな意味なのかを、脳が解釈します。「Apple」=「りんご」と結びつけ、聞き取った単語が「りんご」であると認識します。
シャドーイングは時間を決めてコツコツ行おう
シャドーイングは時間を決めてコツコツ行いましょう。やる気がでないときは、以下のように簡単なことからとりかかり、徐々にエンジンをかけましょう。
- スクリプトを流し読みする
- 音源を聞き流してみる
- わからない単語をマークする
ポイント
シャドーイングは1日15分〜30分を毎日継続することが重要です。始めるハードルを下げることでとりかかりやすい環境を整えましょう!
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